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広尾レース・中尾公亮さん「矢作厩舎も藤岡佑介騎手もバスラットレオンの力を信じてくれている」【NHKマイルC・馬主直撃】

2021年5月8日 06時00分

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広尾レース株式会社 代表取締役 中尾公亮

広尾レース株式会社 代表取締役 中尾公亮

◇インタビュー「熱中オーナーズサロン」
 春のG1レースに愛馬を送り込むオーナーから話を聞く「熱中オーナーズサロン」。第4弾はNHKマイルCにバスラットレオンで挑むクラブ法人・広尾レース株式会社の代表取締役である中尾公亮さん(52)だ。まだG1を勝ったことがないクラブにとってトライアルレースのニュージーランドTを制している愛馬への期待は高まるばかり。その思いやレースについて語ってもらった。
  ◇      ◇
 -いよいよNHKマイルC、まずは広尾レースについて教えてください
 中尾代表取締役「広尾レースは1992年10月に設立しました。クラブ法人として馬主免許を持ち、広尾サラブレッド倶楽部(愛馬会)の競走馬を出走させています。愛馬会は一口馬主クラブとして会員様からご出資を応募、運用しています」
 -設立したきっかけは
 「スポーツはやるのも、見るのも大好きで、そんな中で競馬に出会いました。競走馬はハードルが高いと思われがちですが、その壁を取り払って多くの方が実際に参加型スポーツとして競馬を知ってもらい、楽しんでもらいたい気持ちが一番でした。また、20歳の頃にニジンスキーのレースをビデオで見て、イギリス競馬の歴史や文化に憧れを抱いたのもありました」
 -多くの会員がいると思うと、レースにかける思いも一層高まる
 「いつも馬に感謝の気持ちを持つことにしています。毎週、欠かさず競馬の前には馬頭観音様へ人馬の無事をお祈りしに行ってます。もちろん勝つことを考えて、関係者の皆さまと意見交換はさせていただいてますが、まずは人馬が無事であることと思っています」
 -そんな愛馬の1頭バスラットレオンとの出会いは
 「日高で矢作先生の、お目にかない購入しました。全幅の信頼を置いてますので、購入した後に日高へ行き実馬を見ました。矢作先生が自信を持っていましたので、素晴らしい馬に見えました。少しコロンとした体形で腹袋がある方でした。ただ、歩きが柔らかく、首差しも力強く、いかにもバネがありそうでした」
 -母名の一部とレオン(獅子)という馬名から思いが伝わる
 「会員様から募集した馬名候補の中から選びました。チャンピオントレーナーである矢作厩舎で、獅子のように強く速くなってもらいたいという思いです」
 -ここまで順調に
 「デビュー前から高評価を受けていました。デビュー戦を完勝後の札幌2歳Sでは負けましたが、勝った馬はソダシ。内容を見る限り悲観的にはなりませんでした。矢作先生のお考えは馬を成長させること。この馬の成長に合わせた調教をしてきてくれました。2勝目を挙げた時は、その強さを示してくれました。成長曲線を見据えていただいた矢作先生のお力です。ニュージーランドTの圧勝は陣営のバスラットレオンを信じる気持ちが結果につながったと思います」
 -今回も騎乗予定の藤岡佑介騎手は
 「『鞍上人なく鞍下馬なし』でしょうか。2戦とも息がピッタリで、バスラットレオンを信じてくれているからだと思います」
 -NHKマイルCではどんな走りを期待する
 「人馬無事に完走してもらうことが最優先です。広尾レースとしては、まだG1を勝利したことがないので常に挑戦者です。この舞台を走れることに感謝して、レースを見守りたいと思います」
 -最後にバスラットレオンのファンに向けて
 「矢作厩舎の皆さまがバスラットレオンの力を信じてくれています。藤岡佑介騎手も同じ思いを持ってくれています。相手があっての競馬なので力を出し切れるように大きなご声援をお願い申し上げます」
▼広尾レース株式会社 1992年10月設立。広尾レース株式会社(クラブ法人)として、馬主免許を保持し、愛馬会の競走馬を競馬に出走させる資格を持つ。また広尾サラブレッド倶楽部株式会社(愛馬会)は、第二種金融商品取引業(競走馬用ファンド)の一口馬主クラブとして会員から出資を応募、運用している。主な活躍馬はステラリード(09年函館2歳S)、ブリッツェン(11年ダービー卿CT)、現役ではクレッシェンドラヴ(19年福島記念、20年七夕賞)、バスラットレオン(21年ニュージーランドT)。ここまでG2・1勝を含む、重賞5勝を挙げている。

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