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南砺に砺波地方初 発達障害の診療所 児童精神科、来月3日開設

2021年5月8日 05時00分 (5月8日 10時25分更新)
こどものえがおクリニックの開設を発表した田中幹夫市長(左から2人目)ら関係者=南砺市役所で

こどものえがおクリニックの開設を発表した田中幹夫市長(左から2人目)ら関係者=南砺市役所で

 南砺市は七日、砺波地方で初めてとなる児童精神科(発達障害)の診療所「こどものえがおクリニック」を六月三日に同市松原の南砺家庭・地域医療センターに開設すると発表した。田中幹夫市長は市役所で会見し、「誰一人取り残さない」と語った。五月十二日から予約を受け付ける。
 児童精神科は不登校などでニーズが高まっているが、南砺、砺波、小矢部各市になく、二年前には南砺市内から中学生以下の約百五十人が高岡や富山、金沢まで通院していた。身近で適宜に専門機関を受診できれば、早期に適切な助言を得られ、親の子育て不安の解消につながる。
 市の念願だったが、県内の専門医は十人未満のため難航。二〇一九年に市の政策参与になった真生会(しんせいかい)富山病院(射水市)の明橋大二・心療内科部長が尽力し、児童精神科に力を入れる浜松医大で研修していた高木英昌医師(39)=富山大出身=を真生会富山病院から派遣してもらうことになった。明橋医師は「全面的にバックアップしたい」と話し、高木医師は「子どもの笑顔を取り戻すためになることをしたい」と抱負を語った。
 診療所は毎週木曜に開設。対象は保育園児〜十八歳。当初は午前九時と午後一時に各一人を診る。完全予約制で、受け付けは毎週水、木、金曜の午後一〜四時。(問)南砺家庭・地域医療センター0763(22)3555

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