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元CA、出向で故郷の力に ANAから三重県へ

2021年5月7日 16時00分 (5月7日 16時00分更新)
三重県庁で勤務する菊本和美さん=4月、上井啓太郎撮影

三重県庁で勤務する菊本和美さん=4月、上井啓太郎撮影

  • 三重県庁で勤務する菊本和美さん=4月、上井啓太郎撮影
  • 客室乗務員時代の菊本さん=本人提供
 新型コロナウイルス禍の業績悪化で、ANAグループの従業員が全国の会社や自治体に出向している。全日本空輸(東京)で客室乗務員として勤務してきた菊本和美さんは、4月から三重県庁で働いている。出向前の経験を生かし、県産食品の普及に挑んでいる。 (上井啓太郎)
 菊本さんは三重県で生まれ、大学時代まで県内の実家で過ごした。卒業後は航空業界を志し、名古屋空港で航空機の運航管理に当たる会社に就職。その後、もうひとつの夢だった教員になったが、航空への思いは捨てがたく、二〇〇六年に全日空に入社した。客室乗務員として主に東京からのニューヨーク便、ロンドン便に乗務し、一五年からは客室乗務員の勤務を調整するスタッフアドバイザーとして働きながら乗務も続けた。
 コロナ禍の影響を感じ始めたのは昨年二月。当時感染が拡大していた北海道とを結ぶ便に搭乗した人を一定期間乗務させないよう求める国があり、菊本さんは対応に追われた。「それまでの安全運航と違い、見えないものに対する安全確保に難しさを感じた」
 旅客機の運航が激減し、空港から人影が消えた。ターミナルはもちろん、空港内の土産物店や飲食店も閉まり、がらんとした。「人が動...

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