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アジア・オセアニア ボート 冨田組決勝進出 ダブルスカル予選首位

2021年5月7日 05時00分 (5月7日 09時38分更新)
軽量級女子ダブルスカルで決勝に進んだ大石(右)、冨田組=東京都の海の森水上競技場で

軽量級女子ダブルスカルで決勝に進んだ大石(右)、冨田組=東京都の海の森水上競技場で

 五輪へ前進 後半追い上げ光る

 ボートの東京五輪出場枠が懸かるアジア・オセアニア(AO)予選は六日、東京都の海の森水上競技場で各種目の予選が始まり、県勢は軽量級女子ダブルスカルの冨田千愛(県スポーツ協会)が大石綾美(アイリスオーヤマ)と組み、予選トップの8分10秒59で七日の決勝に進んだ。
 大会は五日に開幕予定だったが、強風の影響で六日に始まった。大会で得られる国別の五輪出場枠は最大二つで、日本協会は優勝した二種目を五輪代表にする。三種目以上で優勝した場合は決勝タイムなどを基に決定する。
 底力を見せつけ、二大会連続の五輪切符獲得へ順調なスタートを切った。二〇一六年リオデジャネイロ五輪でペアを組んだ軽量級女子ダブルスカルの冨田、大石組は後半の追い上げが光り、一着でゴール。安定したこぎで好調ぶりを示した。
 二〜六着は午後の敗者復活戦に回る2000メートルのレース。序盤から飛ばすベトナムに500メートル地点で3秒以上の差をつけられても、慌てず二番手で進めた。冨田が「相手に出られても絶対にいけるという信頼関係が強み」と自信を示すように、二人は力強いストロークでじわじわと差を縮めていく。1250メートル付近で捉えると、最終盤も加速。最後は約16秒差をつけた。
 初挑戦だった五年前のAO予選とは違う。大石は「その先のレースに向け、どれだけの準備ができているかを把握できたらいい」と五輪本番も見据え、余裕すら感じさせる。レース後に艇上で表情を緩めた二人は、右手をタッチして喜びを共有した。

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