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天龍・中井侍で茶摘み最盛期

2021年5月5日 05時00分 (5月5日 14時47分更新)
手作業で茶摘みを進める生産者ら=天龍村で

手作業で茶摘みを進める生産者ら=天龍村で

 天龍村の中井侍(なかいさむらい)地区で茶摘みが最盛期を迎えた。天竜川沿いに広がる約四ヘクタールの茶畑に十一軒の生産者の家族、親戚、地域おこし協力隊らが集まり、初夏の芽吹きの摘み取りに精を出している。
 同地区で生産される「中井侍銘茶」は甘みが特徴で、毎朝、茶畑を覆う霧が育てるとも言われる。高低差三百六十五メートルの急傾斜に連なる茶畑では、生産者らが協力して全て手作業で摘み取る。茶葉は地区内の製茶工場に運び、蒸したり焙煎(ばいせん)したりして、出荷に向けて作業する。
 今年は三月ごろから高温が続いたため、例年より一週間ほど早く今月一日に収穫を始めた。二十日ごろまでに七トンほどを摘み取る見込み。
 地区で茶の生産が始まった一九七一年から参加している原田浜子さん(78)は「手摘みだからお茶はおいしい。みんなで作業するこの時期を毎年楽しみにしている」と張り切っていた。 (長崎光希)

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