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<WithD>立浪さん起点、満塁弾「ドーム30号」

2021年5月5日 05時00分 (5月5日 05時01分更新)
 極上の余韻を楽しむように、しばらくドーム内にざわめきが残った。
 広く、フェンスも高く、本塁打が出にくいとされるバンテリンドームナゴヤ。1997年の開場以来、根尾の満塁本塁打は、中日選手では30本目(ポストシーズンを除く)だった。今季は初、昨季は2本、アルモンテとビシエドがマークした。
 気になるのが第1号。98年6月13日に立浪和義さんが、横浜(現DeNA)戦で放った。「今日、打ち方を変えたんです」。当時の中日新聞にはプロ11年目、不振に苦しみ、打撃フォーム修正に活路を探す姿が描かれていた。この日、先制2ランと満塁本塁打を含む5打数5安打6打点。根尾の生まれる前の話だ。
 以後、計4本はトップで、うち2本がサヨナラ弾。劇的すぎる活躍だった。
 ちなみに97年の開場第1号も立浪さんが、横浜との開幕戦の一回に先頭打者で打っている。本拠地に節目のアーチをかけ続けた「ミスター・ドラゴンズ」。臨時コーチを務めた春季キャンプで熱血指導した次代のヒーロー候補が、記念の一発をドームで、しかも満塁で放った。何か縁を感じると言ったら、こじつけが過ぎるだろうか。
 ちなみにを重ねると「ミスター・ドラゴンズ」の大先...

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