本文へ移動

ワクチン接種者対象に観光でEU入国緩和へ 欧州委提案

2021年5月5日 05時00分 (5月5日 05時01分更新)
 【パリ=谷悠己】EUの欧州委員会は三日、承認済みの新型コロナウイルスワクチンの接種者に対し、現在は原則禁じている域内への観光など不要不急の入国を認めることを加盟国に提案した。夏休みを前に強まっている域内の観光立国からの要望に配慮したとみられる。
 EUは現在、オーストラリアや韓国など感染状況が安定した七カ国からを除き不要不急の入国を制限中で、日本は含まれていない。提案では、EUが承認したワクチン接種を必要な回数を受けてから二週間を経過した人の入国制限を緩和する。フォンデアライエン欧州委員長はツイッターに「観光産業を安全に再開させる時が来た」と書き込んだ。
 EUが現在承認しているワクチンは米ファイザー、米モデルナ、英アストラゼネカ、米ジョンソン・エンド・ジョンソン製の四種。大規模接種が進む米国やイスラエルなどが緩和対象の念頭にあるとみられるが、日本など接種が進んでいない国や、ロシアなど自国で接種が進むワクチンがEUで未承認の国からの入国は、かえってハードルが高まる可能性もある。
 EUは、加盟国間の移動については空港などで接種証明書(ワクチン・パスポート)を提示する仕組みの導入を予定してい...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報