本文へ移動

<名産品 NEO> (6)なごやさいジェラート

2021年5月5日 05時00分 (5月5日 05時00分更新)
JAなごやの店内で販売している「なごやさいジェラート」=名古屋市東区代官町で

JAなごやの店内で販売している「なごやさいジェラート」=名古屋市東区代官町で

 口に入れると、滑らかな口当たりの後に、濃厚なミルクの味わいが広がる。JAなごや(本店・名古屋市東区)は二〇一八年から、出荷できない農作物を使った、「なごやさいジェラート」を展開し、名古屋産の野菜や果物の魅力を発信している。
 食べられるのに、形やサイズが規格外のため出荷できず、捨てたり、近所に配ったりしていた野菜や果物を利用することで、農家の所得向上を図ろうと開発された。これまでに四種類が販売されている。
 第一弾は、港区で栽培されるスイートコーン(トウモロコシ)。アジマイモ(サツマイモ・北区)、イチゴ(港区、緑区)と続き、中川区で水耕栽培される「ネギとみつば」を使った変わり種も商品化された。
 ほかの産地に比べれば、農家数、作付面積は圧倒的に少なく、あまり一般にも知られていない。アジマイモは、味鋺地区(北区)で大正時代から多くの農家で栽培され、「味鋺の早生(わせ)いも」として知られていた特産品だったが、都市化が進み、生産量は激減した。
 そんな野菜に目を付けたのが、同JAの木村和也さん(55)だった。「捨てられる野菜がもったいない。農協として農家の役に立ちたかった」と話す。出身の港区で栽培...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから

関連キーワード

PR情報

愛知の新着

記事一覧