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浜松まつり 業者応援「た組」十帖凧

2021年5月5日 05時00分 (5月5日 05時02分更新)
風に乗り舞い上がる、中区田町「た組」の十帖凧=浜松市南区の凧揚げ会場で

風に乗り舞い上がる、中区田町「た組」の十帖凧=浜松市南区の凧揚げ会場で

 新型コロナ感染拡大による昨年の中止と今年の規模縮小で、経営が苦境に立たされている凧製造業者を支援しようと、一部の参加町は大凧を追加で注文し、まつりで空に揚げた。
 中区田町「た組」は、特大の十帖(じょう)凧を含む計五枚を老舗の「一瀬堂」(中区池町)に注文した。例年は初凧と町内凧一枚を依頼する程度だったが、一瀬堂の今年の収入が例年の一割に満たないと聞き「長い間、伝統を守ってきてくれた店に恩返ししたい」と支援を決めた。
 この日、他の町会の凧より、ひときわ大きい十帖凧が大空に舞った。た組で十帖凧を揚げるのは約十五年ぶり。感触を知らない若手を中心に代わる代わる凧糸を操り、役員らが周りで空に揚がる凧を眺めた。笛木一平組長(43)は「素直に揚がってくれた。少しでも一瀬堂さんの助けになれて良かった」と笑顔を見せた。 (坂本圭佑)

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