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浜松まつり 各町、工夫凝らし心意気

2021年5月5日 05時00分 (5月5日 05時02分更新)
事前に収録したラッパ音をスピーカーと拡声器で流す砂山町「砂組」

事前に収録したラッパ音をスピーカーと拡声器で流す砂山町「砂組」

  • 事前に収録したラッパ音をスピーカーと拡声器で流す砂山町「砂組」
  • 20〜30代の若手が中心となり凧を揚げる新町「新組」
  • 設営の簡単なキャンプ用品を活用した八幡町「八幡組」
 コロナ禍の制限の中で、少しでもまつりを盛り上げようと、各町は工夫を凝らした。
 掛け声や楽器の演奏が禁止される中、中区砂山町「砂組」は、事前にラッパの音を録音し、持参したスピーカーで流して互いの士気を上げた。四十年以上ラッパの演奏をしているという佐野満宏さん(53)は「カラオケボックスで二人で交互に演奏して収録した。太鼓だけでは寂しいので、少しでも盛り上げられれば」と話した。
 同区板屋町「い組」は、凧揚げの合図がしやすいよう、笛の代わりに電子ホイッスルを初導入。CDのラッパの音源をDJ用の機材やスピーカーで流した。石原孝夫自治会長(72)は「音がある方が雰囲気が上がる」と目を細めた。
 同区新町(中央二)の「新組」は感染のリスクを考慮し、いつもの三分の一の人数で、二十〜三十代の若手を中心に臨んだ。石田一童さん(36)は「例年は会場がひしめき合い、慣れない若手はなかなか凧に触ることができない。今年は若手にとって良い練習の場になっています」と笑顔を見せた。
 同区八幡町の「八幡組」は、待機場所となる大きなテントを組み立てるときの密を避けようと、折り畳み式のキャンプ用品で代用した。例年は一時間ほどかかるが、二十分ほどで設営を終えた。 (細谷真里、糸井絢子)

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