本文へ移動

遭難の男性3人死亡 長野の槍ケ岳

2021年5月4日 22時18分 (5月5日 11時04分更新)
 長野県警は4日、北アルプス・槍ケ岳(3、180メートル)で男性3人の登山パーティーが遭難したと発表した。いずれも県警ヘリで救助されたが死亡が確認された。
 死亡したのは岐阜県中津川市中津川、会社員田口貴章さん(28)、同県土岐市駄知町、同西尾英昭さん(37)、愛知県一宮市木曽川町黒田、同二ノ宮宏之さん(49)。田口さんの親族によると、3人は登山を趣味にする人たちが利用するウェブサイトで知り合った。
 松本署によると、3人は3日、岐阜県側の新穂高温泉から入山し、1泊2日の予定で槍ケ岳山頂近くの槍ケ岳山荘を目指していた。同日午後2時半ごろ、うち1人が「1人が滑落した」と110番で救助を求めた。その後、山荘スタッフが山荘から南約50メートルの「飛騨乗越」と呼ばれる尾根で倒れている田口さんを見つけ、山荘に収容した。
 当初、意識はあったが会話ができない状態で、その後に心肺停止状態になった。
 4日午前、長野県警の山岳遭難救助隊員が、山荘から南約200メートルの登山道で西尾さんを、その場所から東約180メートル下の長野県側の斜面で二ノ宮さんを発見。それぞれ倒れており心肺停止状態だった。
 署によると、3日午後の現場は強風で降雪があり、気温も低かった。署は吹雪によって視界が奪われる「ホワイトアウト」が発生していた可能性もあるとしている。

関連キーワード

PR情報