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2軍防御率12.71相手に三塁踏めず…DeNAの先発ローテ崩壊し出てきたピープルズ 中日は勝たねばならぬ

2021年5月4日 10時52分

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中日戦に先発したDeNA・ピープルズ=3日

中日戦に先発したDeNA・ピープルズ=3日

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇3日 中日1ー2DeNA(バンテリンドームナゴヤ)
 両先発ともに今季初登板。こういうとき、記者が最初に調べるのは「過去の対戦」と「2軍の成績」だ。梅津、DeNA・ピープルズともに初顔合わせ。つまり、参考データは2軍成績だけということになる。
 勝てる―。そう思ったのは僕だけではないはずだ。梅津は1勝3敗ながら防御率1・78。一方のピープルズは0勝2敗、防御率は何と12・71である。ところが、負けた。梅津が打ち込まれたわけではないが、ピープルズに三塁を踏むこともできなかったのが敗因だ。
 試合後のピープルズは「ゲームプラン通り」と胸を張り、その内容を少しだけ明かした。6人の左打者が並ぶ中日打線に「カットボールを多用した」。ゴロを打たせ、四球を出さない。中日打線を封じ込める大原則を、忠実に守った結果だった。
 「ボールが非常に動くなという感じ。『捉えた!』と思ったボールが、少し変化している。なかなか難しかった」
 与田監督は、ピープルズを打ち崩せなかった要因は動くボールにあったと分析した。とはいえ…。中日が試合前の野手ミーティングで見た映像は、当然2軍で打ち込まれるピープルズの投球だった。そもそも、なぜそんな投手が先発だったのか。阪口が右肘痛でこの日、出場選手登録を抹消された。それ以外にも坂本、平良が故障離脱。上茶谷、京山、ルーキーの入江は不振で再調整を強いられている。
 DeNAの先発ローテは崩壊し、結果として中継ぎ陣に負担がのしかかっていた。この日、ベンチから外れる「上がり」には、リリーフの石田やシャッケルフォードが含まれていた。ピープルズが崩れていたら、代わりに出てくる投手にすら事欠くようなチーム事情だったのだ。
 正直、DeNAベンチでさえ、大きな期待はしていなかったのではないか。映像で得た印象より、球が動いた…。初物にしてやられた理由は、ここに尽きるとは思う。だが、それでも打ち、勝たねばならぬ相手だった。

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