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<Zooっとみかわ> (3)鞍ケ池公園動物園・シロクジャク

2021年5月4日 05時00分 (5月4日 19時01分更新)
純白の飾り羽を扇のように開くシロクジャクのキッピー=豊田市の鞍ケ池公園動物園で

純白の飾り羽を扇のように開くシロクジャクのキッピー=豊田市の鞍ケ池公園動物園で

 ふわりとした真っ白な羽の向こうに、きりりとした黒い目や桜色のくちばしが透けて見える。扇のように飾り羽を広げるのは、鞍ケ池公園動物園(豊田市)のシロクジャク、キッピーだ。羽を開くのは繁殖期の春、一日に数回だけ。見られたあなたはラッキーかもしれない。
 生まれた時はひよこのような黄色。成長とともに真っ白になる。羽を開くのは三〜六月。気分次第だが、朝や夕方の涼しい時間が狙い目だ。
 見る人をうっとりとさせるこの純白の美しさ。もっとも、それは人間の目から見た場合のみらしい。クジャク界では、紫や青などはっきりした色や模様のある方が雌を引きつけるようで、真っ白はむしろ雌には魅力不足に映る。
 時には近くのアヒルにも羽を広げるが、全く相手にされないキッピー。見守る飼育員の杉浦佳奈さん(25)は「朝一番に餌を持って行くと寄ってきてくれるかわいい性格。私的にはイケメンだと思いますが…」と少し同情する。
 「パオーン」
 園全体に響き渡るラッパのようなキッピーの鳴き声が、何だか切なく聞こえた。(写真と文・太田朗子)

 シロクジャク キジ目キジ科。インドクジャクの突然変異で生じた白変種。アルビノと混同されがちだが、メ...

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