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願いを込め矢放つ 三国で「二夕手之矢の神事」

2021年5月4日 05時00分 (5月4日 10時21分更新)
海に向かって矢を放つ松村宮司=坂井市の雄島で

海に向かって矢を放つ松村宮司=坂井市の雄島で


 坂井市三国町安島の雄島にある大湊神社で三日、椿祭りの神事があった。神射式「二夕手之矢(ふたてのや)の神事」が営まれ、宮司や参拝客らが海の安全と無病息災を祈願した。
 松村典尚宮司(49)が社殿で祝詞を上げ舞を奉納した後、東尋坊や日本海を見渡せる場所に移動。竹で作った弓に同じく竹の矢をつがえて「ややのおかかのかどさしてしゅっ」という掛け声とともに放った。居合わせた富山市の安居真由美さん(56)も続いて矢を放った。安居さんは夫婦で、日帰りのドライブで雄島に来たといい「東尋坊は行ったことがあるけど雄島は初めてで、こんな体験ができてうれしい。コロナの収束を願って矢を放ちました」と話していた。
 神射式は古代に外敵の軍船が攻め寄せた際に、雄島の神々が境内の竹で弓矢を作り退散させたのが始まりという。 (松田士郎)

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