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県内 新たに8人が感染 感染多い県外由来 GW注意 県が対策徹底呼び掛け

2021年5月4日 05時00分 (5月4日 10時10分更新)

 県は三日、福井市、坂井市、鯖江市、越前市、越前町の五市町と、愛知、長野両県の二十〜八十代の男女計八人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染確認は三十七日連続。うち四人は県外由来とみられる。
 福井大に通う坂井市の二十代男子学生は、私用で石川県を訪れ、感染したとみられる。遠隔授業となった四月二十六日以降、大学には行っていなかった。越前市の八十代無職の女性も私用で東京都を訪れていた。滞在先の別居の親族が陽性となったため検査し、感染が分かった。
 愛知県と長野県の二十代男性会社員二人は、いずれも福井県内の親族宅に帰省した際に検査を受け、陽性が判明した。二人の濃厚接触者は全員陰性だった。
 二日に感染が発表された越前市の四十代女性の関連では、新たに四十〜七十代の男女三人が陽性となった。うち二人は女性の勤務先の同僚で、残り一人は同居家族。県は勤務先を中心に感染が広がったとみている。福井市の三十代無職の女性は感染経路を調査中。
 (波多野智月)
 県外由来の新型コロナウイルス感染が続く中、県は三日、ゴールデンウイーク期間中の感染対策の徹底をあらためて呼び掛けた。帰省者や県をまたいで往来した人がいる場合は家庭内でも全員がマスクを着用すること、九日までは県外の家族や友人にできるだけ来県を控えるよう呼び掛けることなどを要望した。
 県健康福祉部の宮下裕文副部長は、四月二十九日から三日までに確認された十一系統のうち、感染経路を特定した八系統はすべて県外由来だったと説明。▽県外を訪問した▽県外居住地から帰省した▽県外から来県した人と接触した−の三つのパターンに集約されるとした。
 三日に発表された感染者の中には、無症状だったが帰省にあたって念のためPCR検査を受けて陽性が判明した事例もあった。宮下副部長は「県外との往来や、県外からの来県者との接触にリスクがあることを自覚し、感染対策を再徹底してほしい」と注意を促し「家庭内でマスクを着けることは不自然に感じるかもしれないが、かなり感染を防げる」と協力を求めた。 (藤共生)

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