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最大級オオスリバチサンゴ 直径16メートル、五島列島で確認

2021年5月4日 05時00分 (5月4日 05時01分更新)
確認された世界最大級のオオスリバチサンゴ。クロホシイシモチの群れが舞う=3月、長崎県・五島列島の多々良島沖合水深約8メートルで(高砂淳二さん撮影)

確認された世界最大級のオオスリバチサンゴ。クロホシイシモチの群れが舞う=3月、長崎県・五島列島の多々良島沖合水深約8メートルで(高砂淳二さん撮影)

  • 確認された世界最大級のオオスリバチサンゴ。クロホシイシモチの群れが舞う=3月、長崎県・五島列島の多々良島沖合水深約8メートルで(高砂淳二さん撮影)
  • オオスリバチサンゴの3D画像=OWS作成
 長崎県・五島列島で、直径約16メートルの世界最大級のオオスリバチサンゴが国立環境研究所などの調査で確認された。成長には1000年を要したとみられ、サンゴ内部から骨格を採取し正確な年代測定を試みる。周辺は西海国立公園に属しており、専門家は、保護の観点から天然記念物指定の必要性を指摘している。
 確認されたのは五島列島中央海域にある多々良島北沿岸から約三十メートル沖合の水深約一六メートル。日本サンゴ礁学会長の山野博哉国立環境研究所生物多様性領域長らが、サンゴ周辺の水中写真などをもとに3D画像を作成し、正確な大きさを測定した。
 サンゴはほぼ円形に広がっており、最も長い部分で一五・九メートル。高さは六メートルで、その名の通り、すり鉢が重なるように成長していた。
 調査は同研究所に海の環境NPO法人「OWS(The Oceanic Wildlife Society)」(東京都渋谷区)のチームが協力。地元のダイビングショップが発見したサンゴを二〇一九年十月から調査し、今年三月の調査で確定的な大きさが分かった。
 山野さんは「学術的に確認された中で現段階で世界最大ではないか」とした上で「宮崎県や高知県で...

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