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五輪、目に余る責任逃れ 菅首相、丸川五輪相

2021年5月4日 05時00分 (5月4日 05時01分更新)
記者会見で「開催権限はIOCに」と語った菅首相=4月23日、首相官邸で

記者会見で「開催権限はIOCに」と語った菅首相=4月23日、首相官邸で

  • 記者会見で「開催権限はIOCに」と語った菅首相=4月23日、首相官邸で
  • 4月12日、衆院決算行政監視委に臨む丸川五輪相。27日の会見で医療提供体制について「東京都が…」と述べた=国会で
  • 記者会見する小池都知事=4月23日、東京都庁で
 東京五輪を巡り、責任逃れの態度が目に余る。菅義偉首相は「東京五輪の開催はIOC(国際オリンピック委員会)に権限がある」と述べ、開催中止は自分に判断権限がないから責任もないと言わんばかり。一方、医療提供体制について、丸川珠代五輪相は「東京都が何も示していない」と都に責任を投げ、「すでに実務的に詰めている」と言う小池百合子都知事と衝突した。こんな状況で五輪を開催すべきなのか。 (木原育子、中山岳)
 「東京オリンピックですけども、これの開催は、IOCが権限を持っております」。四月二十三日夜、三回目の緊急事態宣言を発出することを受けての菅首相の記者会見。本紙政治部官邸キャップの質問に、仏頂面でそう返した。さらに「IOCが東京大会を開催することを、既に世界のそれぞれのIOCの中で決めています」と意味不明なことまでのたまった。
 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はあきれる。「開催を決行して感染者数が国内外で増えた場合、開催国としての責任を『IOC会長のバッハさんがやろうって言ったから』で切り抜けられると思っているのか」
 中止の判断をしなくても自身のせいではないという姿勢にも取れるが、「責任逃れにも達...

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