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【富山】高岡銅器に新たな息吹 中村製作所 新ブランド「ifuki」

2021年5月4日 05時00分 (5月4日 10時58分更新)
新インテリアブランドを説明する阿部憲嗣さん(右)と藪中映子社長=富山県高岡市オフィスパークで(武田寛史撮影)

新インテリアブランドを説明する阿部憲嗣さん(右)と藪中映子社長=富山県高岡市オフィスパークで(武田寛史撮影)

 高岡銅器メーカーの中村製作所(富山県高岡市長慶寺)は、新インテリアブランド「ifuki(いふき)」を立ち上げ、県総合デザインセンター(同市オフィスパーク)で新商品七点を発表した。
 同社は、低温で溶けるワックス(ろう)の性質を生かし、複雑な形状や高度な寸法精度が求められる「ロストワックス精密鋳造」を専門にしている。
 新ブランドの立ち上げは、プロダクトデザイナーの阿部憲嗣(けんじ)さん(30)=東京都=と共同開発したデザイン性の高いダンベルが、富山デザインコンペティション2018のグランプリを受賞したのがきっかけ。センターがブランド設立に協力した。高岡銅器の職人は鋳造を「吹き」と呼ぶため、高岡銅器が世界に発信される息吹になるように名付けた。
 新商品はダンベル「MANTLE(マントル)」をはじめ、お香立てや複数の金属を鋳型に流し込む吹き分け技法を用いた花器などモダンなデザインの商品をそろえた。
 阿部さんは「金属で生活を華やかに彩れる商品を増やしたい」と商品を紹介。藪中映子社長は「家の中で長く置いておける金属の商品を作り、鋳造技術を伝えたい」と話している。(武田寛史)

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