「木曽海道六拾九次」絵の”モデル地”旅気分 御嵩で特別展
2021年5月1日 05時00分 (5月1日 12時11分更新)
江戸時代の浮世絵師、歌川広重と渓斎英泉(けいさいえいせん)が中山道を描いた「木曽海道六拾九次」シリーズ。絵のモデルになったとされる地を探し歩いた旅を紹介する特別展が、御嵩町御嵩の中山道みたけ館で開かれている。第一弾の今回は地元の伏見宿−下諏訪宿(長野県下諏訪町)の二十二宿で写真や地元の人の思いなどをまとめ、旅しているような気分を味わえる。三十日まで、入場無料。 (織田龍穂)
同館は一九九六年のオープン以来、中山道の魅力を紹介する企画を多彩に展開してきた。今回は他の宿場の良さを知ることで町内の中山道周辺の活性化にもつなげようと、浮世絵のモデル地を巡る企画を立ち上げたという。
旅は学芸員の栗谷本真さん(50)と主任指導員の佐久間英明さん(62)が、...
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