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インド変異株、猛威警戒 日本人の6割が免疫低下か

2021年5月1日 05時00分 (5月1日 05時01分更新)
4月24日、インドの首都ニューデリーで新型コロナウイルスの患者を運ぶ医療従事者=ロイター・共同

4月24日、インドの首都ニューデリーで新型コロナウイルスの患者を運ぶ医療従事者=ロイター・共同

  • 4月24日、インドの首都ニューデリーで新型コロナウイルスの患者を運ぶ医療従事者=ロイター・共同
 インド由来の新型コロナウイルス変異株が、英国株に続く「脅威」となると専門家が危ぶんでいる。日本人に多い白血球の型による免疫が効きにくくなると指摘されるからだ。インド株は既に空港検疫だけでなく、東京都内で見つかっている。感染力は英国株を上回るという報告もあり、政府は警戒を強める。 (沢田千秋)

▼酸素吸入

 「毎朝、知人の誰かが亡くなったと知らされる」。英BBC放送は連日、インドの惨状を伝える。最近の一週間平均では一日約三十四万人の感染が判明し、約二千六百人が死亡。病院のベッドが埋まり、入院できない大勢が路上で酸素吸入を受けている。
 大規模イベントの影響に加え、インド株の感染力の強さが関係した可能性がある。世界保健機関(WHO)は四月下旬、インド株を「VOI(注目すべき変異株)」に指定した。警戒対象としては、英国株が指定されている「VOC(懸念すべき変異株)」の一段階下の扱いだ。日本でも同時期、国立感染症研究所がインド株を「VOI」に指定。感染研によると、国内でインド株は空港検疫で二十人、都内では八十代女性一人から見つかった。

▼二つの特徴

 インド株には「L452R」と「E484Q」という二...

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