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学校のタブレット「家ではゲーム機」 小中学生配備端末に“抜け道”

2021年5月1日 05時00分 (5月1日 05時01分更新)
自分で見つけたゲームで遊ぶ男子児童=岐阜市内で(一部画像処理)

自分で見つけたゲームで遊ぶ男子児童=岐阜市内で(一部画像処理)

 全国の小中学生らに一人一台のタブレット端末などの配備が進む中、閲覧や使用を制限する「フィルタリング」を学校側が設定しても、子どもが抜け道や裏技を使ってゲームや動画サイトに熱中する問題が起きている。「GIGA(ギガ)スクール構想」を掲げ政府が主導した高価な学習用端末が「ゲーム機」となってしまう状況に、学校関係者や保護者は頭を悩ませている。 (北村希)
 「小三の長男が毎日、家でゲームをして困っている」。岐阜市内のある母親(42)が打ち明ける。
 同市の端末配備は中部地方の中で早い。昨年九月末までに公立小中学校、特別支援学校の全児童生徒らに約三万二千台を配った。一台ずつネット回線を付け、当初から家に持ち帰らせている。フィルタリングをかけ、ユーチューブなどの動画サイトやブログ、有害サイトは見られない。アプリは学習用に限り各校が市教委に申請し、搭載する仕組みだ。
 だが、長男は使用が認められているプログラミングアプリの中で、他の利用者が作った多数のゲームを発見。春休みは一日五時間ほど熱中した。最近は友達と情報交換し、他にもネット上のゲームを見つけては遊んでいる。大型連休で懸念はさらに増す。
 母親は...

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