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中国で米テスラに逆風 EV市場、高まる国産ブーム 

2021年5月1日 05時00分 (5月1日 05時01分更新)
4月19日、上海モーターショーで、米テスラの展示ブースで車の屋根に乗って抗議する女性=中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」より

4月19日、上海モーターショーで、米テスラの展示ブースで車の屋根に乗って抗議する女性=中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」より

 【上海=白山泉】中国への投資を拡大し、電気自動車(EV)市場をけん引してきた米EV大手のテスラが、品質問題への対応を巡り中国メディアや世論の批判を浴びている。同社は米中対立の渦中にも上海に新工場を立ち上げ、中国の市場開放のアピールにも貢献していた。長引く政治的対立で中国の若者の間では「国産ブーム」志向も強まっており、外資企業へ思わぬ逆風が吹きつけた形だ。
 四月十九日に始まった上海モーターショーのテスラの展示ブースは、多くの警備員に囲まれていた。開幕直後、テスラ車のオーナーの女性が「ブレーキが利かない」と書かれたTシャツ姿で展示車の屋根に乗り、大声を上げて品質問題を批判したためだ。女性はテスラのEVセダン「モデル3」のブレーキの欠陥から事故が発生したと主張し、両親が入院することになったと抗議した。
 女性は直ちに取り押さえられたが、その夜、中国の国営メディアはこれに呼応するかのように過去に発生したテスラ車の事故の映像を報道。テスラは謝罪声明を出したものの、ネット通販で女性が着ていたTシャツや関連グッズが売り出されるなど、テスラ批判の世論が盛り上がった。
 テスラは二〇一九年に上海に米国外で...

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