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タクシー内の感染遮断 トヨタ紡織、フィルター付きシールド実証事業

2021年5月1日 05時00分 (5月1日 05時01分更新)
トヨタ紡織が開発したウイルス感染抑制のシールド。曲面形状で、運転手の上半身を覆って飛沫を防ぐ=愛知県豊田市の豊栄交通本社で

トヨタ紡織が開発したウイルス感染抑制のシールド。曲面形状で、運転手の上半身を覆って飛沫を防ぐ=愛知県豊田市の豊栄交通本社で

  • トヨタ紡織が開発したウイルス感染抑制のシールド。曲面形状で、運転手の上半身を覆って飛沫を防ぐ=愛知県豊田市の豊栄交通本社で
  • 側面から見たシールド。高性能フィルターと送風ファンを内蔵し、運転手の顔の前に「空気のカーテン」をつくる=愛知県豊田市の豊栄交通本社で
 トヨタ紡織が、タクシー運転手を新型コロナウイルスなどの感染リスクから守るためのシールドを開発した。飛沫(ひまつ)防止や釣り銭受け渡しの妨げにならないことなどを考えた曲面形状で、空気清浄機のようにウイルス除去が期待できるフィルター付きの送風ファンを内蔵。機能や使い勝手のさらなる改善に向け、四月から全国のタクシー会社と実証事業を始めた。
 プラスチック製で、運転手の胸から上を覆うように曲がっている。側面にウイルスなど微粒子をキャッチする高性能フィルターと、気流をつくるファンが付いており、きれいにした空気を運転手の顔の前に送って「空気のカーテン」をつくることで、空気感染のリスクも下げるという。社内実験では粒子が検出されないレベルまで空気を清浄化することに成功した。
 開発は国内でコロナが拡大した昨年春、社会貢献の一環でスタート。試作品を豊栄交通(愛知県豊田市)の営業車両で使ってもらい、改良を重ねた。同社によると、各タクシー会社では防犯用のプラスチック板を活用したり、ビニールをカーテン状に張り合わせたりして「手探り」で感染対策を続けているという。
 トヨタ紡織は、他の会社にもシールドを提供して意見...

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