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首位発進の植竹希望 明かしたイップス克服法「とにかくうまい人と練習」「イメージを目に焼き付け…」

2021年4月30日 20時17分

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第1日、10番でティーショットを放つ植竹希望

第1日、10番でティーショットを放つ植竹希望

◇30日 女子ゴルフ・パナソニックオープンレディース第1日(千葉県市原市・浜野GC)
 1998年生まれ黄金世代の一人、植竹希望(のぞみ、22)=サーフビバレッジ=が7バーディー、1ボギーの6アンダー66で首位に立った。アプローチイップスを克服、驚異のパーオン率を引っ提げてレギュラーツアー初Vを狙う。1打差の5アンダー2位に堀琴音(25)=ダイセル=ら3人が続いている。シーズン2度目の2週連続優勝を目指す稲見萌寧(21)=都築電気=はイーブンパー53位と出遅れた。
     ◇
 ここ数週間、はざま世代の稲見や新世紀世代の山下美夢有らの台頭で、少し目立たなくなっていた黄金世代。しかし、やっぱり層の厚さは他の追随を許さない! 黄金10人目のツアー優勝へ、植竹が名乗りを上げた。
 「ここはジュニア時代から試合でよく回ってきたコース。先週から少しずつ感覚が良くなってきてたんですが、この風の中でパーオン17回。上出来だったと思います」。10番をバーディーで発進すると、14番パー4で「ラフからの残り182ヤードを、5番アイアンでピン奥30センチに。あれは100点ショットでした」という会心バーディーを奪うなどでベストスコア66。4週前のヤマハレディース前に発症したぎっくり腰で「まだ少し違和感はある」というが、持ち前のショット力を存分にアピールした。
 東京の下町育ち。2000グラムに満たない体重で生まれたというが、今は身長170センチとビッグに育った。小祝さくら、勝みなみらとともに2017年のプロテストに一発合格したが、時に故障に悩まされ、アプローチイップスも経験した。「それが今回のオフでほぼ解消。とにかくうまい人と練習するのが一番の方法。男子研修生のアプローチが抜群に上手な人を観察して、イメージを目に焼き付けました」という。苦しんでウエッジをユーティリティーに持ち替えてアプローチしていた姿はもうない。
 昨年1勝した下部ツアーでのパーオン率もすごかった。5試合の出場だったとはいえ、83・7302%を記録した。「その数字でショットには自信がつきました」と話す。残り2日間、“下町のノンちゃん”の精密ショットがさく裂する。
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 ▼植竹希望(うえたけ・のぞみ) 1998(平成10)年7月29日生まれの22歳。東京都墨田区出身。170センチ。59キロ。4歳の時父に練習場に誘われゴルフを始め、2012、16年関東ジュニア選手権、14年東日本パブリックアマ選手権などで優勝。中学3年時の13年スタジオアリス女子では首位と1打差3位から最終日最終組を回り話題に。日出高卒業後の17年プロテストに一発合格。20年ステップアップツアーで1勝。

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