本文へ移動

初代タイガーマスクは病に負けず再びコーナーポストを目指す【山崎照朝コラム】

2021年4月30日 12時04分

このエントリーをはてなブックマークに追加
彪の覆面姿でリングに上がった初代タイガーマスク

彪の覆面姿でリングに上がった初代タイガーマスク

 タイガーマスクとして40周年を迎えた佐山聡(63)の「記念大会第一弾」が22日、後楽園ホールであった。言うまでもなくタイガーマスクは劇画作家・梶原一騎さんが漫画雑誌に連載した「巨人の星」「あしたのジョー」と並ぶ代表作で、佐山さんは初代タイガーマスクとして新日本プロレスのリングで実現した。
 プロレスファンをとりこにした佐山さんは今も現役だが、原因不明の病気のため試合は2016年12月から遠ざかっている。心臓にも持病があり15年に狭心症の手術を受け、すぐに復帰したが、再びリングから遠ざかった。公の場に姿を見せるのは昨年暮れの「リアルジャパン」後楽園大会以来で、リングに上がるのは一昨年9月の同大会以来だった。
 「この前まで調子は良かったんだが2、3日前に藤原敏男とあったらそのストレスで悪くなってしまいました」
 マイクパフォーマンスで笑わせた。会場にはスタン・ハンセン、ピート・ロバーツ、藤波辰爾、長州力らライバルからお祝いのビデオメッセージが流れて盛り上がった。体調はまだ戻ってはいないようだが、久々のリングについてはこう言った。
 「やっぱり気持ち良かったです。体調には良い時と悪い時と波がある。今日は悪い方。調子は悪いけど皆さんと一緒に祝っていただきたいと思います。今日は良くない日に当たってしまったが、でも、だんだん良くなっている」
 さらに、この40年を振り返り、「長くもあり短くもあり、あっという間であったり‥。ダイナマイトとかブラック・タイガーの死去を聞いて寂しい思いが強いです。40年は寂しいものだなと思います。自分は健康にならなきゃと思います」とリハビリへの決意を新たにした。
 今では車椅子から立ち上がり歩行できるまでなった。イベントごとにファンに回復した姿を見せている。ファンとの次の約束は、あのコーナーポスト。「コーナーポストに上がれそうな気がして。ぜひ、上がることを祈りたいと思います」と意欲を見せた。
 パーキンソン病の疑いもあるようだが、ファンは強い意志には注目している。記念大会の第2弾は7月29日、第3弾は10月21日。両日とも後楽園ホールで予定されている。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ