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「混乱を招くよりいい」 中日クラウンズ、史上初54ホール決戦へ【児玉光雄コラム・風にふかれて】

2021年4月30日 10時36分

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荒天で競技が中止となり、練習する金谷拓実=29日

荒天で競技が中止となり、練習する金谷拓実=29日

 「極力、決行する方向で考えたのですが、専門家の判断も無理と言うことで中止を決めました」
 中日クラウンズ史上1976年の第17回大会2日目(豪雨のため)に続く45年ぶりの中止に、松井繁中日クラウンズ事務局長はこう言って残念そうな表情を見せた。
 第1Rを迎えたこの日早朝、JGTO(日本ゴルフツアー機構)競技運営ディレクターの遠藤誠氏や細川和彦コースセッティングアドバイザーらを含めた緊急の会議で決めたものだが、実はクラウンズウイークに入った月曜日から木曜日の悪天候予報をもとに何度も話し合われてきた。いろんなシミュレーションが出され、火曜日に発表された組み合わせも1番、10番の“ツーウエースタート方式”だった。
 中日クラウンズは伝統的に1番ホールからのワンウエーを守ってきた。2年前の最終日に悪天候に備えてやむなくツーウエーを採用したが、1998年以来のことだった。「ワンウエーの組み合わせを途中で変更するより、混乱を招くよりいいと判断しました」と松井事務局長。
 さらにこの日午後4時30分、54ホールの短縮が発表された。「土曜日も天候がよくないようだし、新型コロナの問題もあります。テレビ中継等にも混乱をきたしますし、残念ですが短縮を決めました」と松井事務局長は苦渋の決断だったことを示唆した。
 金曜日の第1Rはコース整備もあって午前9時に繰り下げられた。第17回大会は最終日が36ホールで行われており、54ホールは大会史上初となり、予選2日、決勝1日となる。

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