本文へ移動

大学で進化!! 来季札幌入り内定の立正大MF田中宏武 「いつか同じピッチで対戦したい」Jで夢見る兄弟対決

2021年4月30日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
前節の試合で今リーグ初アシストをマークした立正大MF田中宏

前節の試合で今リーグ初アシストをマークした立正大MF田中宏

◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 20日のルヴァン杯、鹿島―札幌の一戦でプロの舞台でのデビューを遂げた。札幌への来季加入が内定している立正大MF田中宏武(ひろむ、4年・桐生第一)だ。緩急をつけた切れ味鋭いドリブルを最大の武器とするこのサイドアタッカーは、大学とJクラブの両方でゲームに出られる特別指定選手として13日に登録され、チャンスをすぐに得た。前半の45分間プレーした感想をこう話す。
 「自分の形に持っていければ通用するとは思いましたけど、状況判断とかの部分で課題が残る試合でした。(自己採点すると)60点くらいです」
 弟に対するいい意味での反骨心を原動力とし、大学で進化を果たした。1歳違いの弟・渉(わたる)は多彩なキックを持つパサータイプのレフティー。兄弟は小中高と同じチームに所属したが、弟の方は高校卒業後の2019年に仙台入りし、2年目の昨季はJ1リーグ7試合に出場した。
 「サッカーを始めたときから常に弟と比べられて、常に弟の評価の方が上でした。弟に負けるのは(兄として)プライドが許しません。見返してやるという思いを常に持って、大学でのサッカーに取り組んできました」
 努力した兄もプロへの扉を開けたが、若手有望株として実績を重ねつつある弟がまだ先を行く。
 「弟に追い付いたとは思っていません。いつか同じピッチで弟と対戦したいですけど、今はそのことは強く意識してはいません。まずは自分が成長して、ピッチに立つことが大事です」
 札幌から海外へと羽ばたいた高校の先輩、日本代表FW鈴木武蔵(ベールスホット=ベルギー)を自身と重ねる。
 「武蔵さんは自分が目指すべき理想の姿です。札幌でも活躍したので、親近感みたいな気持ちがあります。自分も札幌にとって欠かせない、絶対的なピースにならなければいけないと思います」
 弾みをつけて来季に臨むためにも、今季の関東大学1部リーグで一層の輝きを放ちたい。昨季はノーゴール5アシストだったが、今季は誇れる数字を残すつもりでいる。「(得点とアシストを合わせて)15ゴールに絡むとチームメートに言っています」と量産をもくろむ。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ