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【J1川崎】天王山第1ラウンド4発圧倒…名古屋の「最強盾」をあっけなく打ち砕いた

2021年4月29日 19時54分 (5月1日 16時53分更新)
3点目を奪うレアンドロダミアン(左)

3点目を奪うレアンドロダミアン(左)

◇29日 J1第22節 名古屋0―4川崎(豊田スタジアム)
 「最強」と称された盾を、王者川崎があっけなく打ち砕いた。天王山第1ラウンド。鬼木監督の勝負手は、23歳旗手のスタメン起用だった。
 「結果にこだわらないといけないポジションだった。あの点が入って、個人的にはホッとした」。右太腿裏側の負傷から5戦ぶりの復帰。しかも今季の主戦場だった左サイドバックではなく、インサイドハーフとなれば3日の大分戦に続いて2度目。日本代表MF脇坂をベンチに追いやっての「抜てき」だ。意気に感じた若武者の乾坤一擲(けんこんいってき)の一撃だった。
 開始3分。敵陣ペナルティーエリア左角で三笘がドリブルを始動すると、近くにいた旗手はクルッと方向転換。「局面が変わった時に考えて動くことは意識していた」。レアンドロダミアンがゴール前でポストに入ろうと動いた瞬間、さらに加速。あとは、得意の右足を振るだけだった。
 連係、連動を絵に描いたような強烈な先制パンチ。「先制点はどちらにとっても重要だった」と旗手。面食らった名古屋は明らかにがくっと落ち、川崎は勢いづいた。
 それ以降はもう止まらない。前半10分、家長の左クロスをダミアンがヘッド弾。同23分には右CKから再びダミアンが頭でたたき込んだ。今季12戦3失点だった堅守の名古屋を相手に、わずか23分間で3得点。大一番へ高まる期待とは裏腹に、ここで勝負ありだった。
 鬼木監督は「プライドの勝負だ」と伝え、呼応した選手たちは敵地で圧巻のゴールショーを披露した。中4日で迎える5月4日の再戦(神奈川・等々力競技場)に向け、旗手は「もっともっとやれるんじゃないかと思う」。名古屋を再びたたき、川崎が一気に独走する。
   ◇   ◇
 ▽川崎FWレアンドロダミアン(2得点1アシストの活躍)「自分のゴール数よりチームの結果を考えている。次のホームゲームは今日のように簡単にゴールを重ねられるとは思っていない。いい準備をしていきたい」

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