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大判焼き 石川食べちゃえ 穴水のカフェ 県の形をモチーフに

2021年4月29日 05時00分 (4月29日 05時03分更新)
石川県の形をした大判焼きを考案した(左から)池田竜さん、村山智一さん、洲崎邦郎さん=野々市市太平寺で

石川県の形をした大判焼きを考案した(左から)池田竜さん、村山智一さん、洲崎邦郎さん=野々市市太平寺で

県食材の使用検討 「応援、アピールできれば」

 穴水町旭ケ丘のカフェ「リゥ・クリュ」は、石川県の形をモチーフにした大判焼き「いしかわおやき」を考案した。能登島もあるなど忠実に再現した生地にあんこやカスタードなどを包む。今後は、能登を中心に県内の野菜や魚介類などを具材に使いたい考え。同店を経営し、ワイン用ブドウ栽培など自ら農業にも携わる村山智一さん(44)は「石川県を応援し、元気にしたい。大判焼きを通じて能登や県内の農産物をアピールできれば」と意気込む。 (森本尚平)
 大判焼きは、富山県高岡市の業者に特注した型を使って作る。レシピは、村山さんの高校時代の同級生で金沢市の日本料理店で料理長をしている池田竜(とおる)さん(44)が考えた。二人はこれまでにも協力して能登の食材を使ったピザ販売などを企画。今年で十年目となる節目に「コロナ禍で地元のために何かできることはないか」と、手軽に子どもや大人も食べられる石川県形の大判焼きを作ろうと決めた。
 二十五日に野々市市で開かれた催しで大判焼きを販売。定番のあんこやカスタードに加え、能登産のイチゴを使ったソースを包んだ三種類を提供した。今後は、地元の野菜を使ったソースや魚介類を具に、いしるなどの調味料も使いたい考え。池田さんは「能登をはじめ県内にはいいものがたくさんある。今まで気付かなかったおいしさを提案していきたい」と意気込む。
 県内の野菜を取り扱う金沢市の青果店「香土(かぐつち)」を経営する洲崎邦郎さん(62)もこの取り組みに協力。県内で取れた旬の野菜を二人に提案し、レシピ作りに生かしてもらう。「石川の野菜を身近に感じる、生産者と消費者の距離が近くなる取り組みとして期待している」と話す。
 五月九日に輪島市三井町の「三井の里・茅葺庵(かやぶきあん)」に出店する。今後、県内の野外イベントや道の駅などで販売していく。村山さんと池田さんは「まず一口目は能登からかぶりついて」。

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