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巡回バスを試験運行 川北町 高齢者らの足に

2021年4月28日 05時00分 (4月28日 10時50分更新)
スーパーでの買い物を終えて巡回バスに乗り込む女性(左)=川北町朝日で

スーパーでの買い物を終えて巡回バスに乗り込む女性(左)=川北町朝日で

 川北町は二十七日、高齢者や運転免許返納者などを対象に、乗り合い型巡回バスの試験運行を始めた。半年間無料で運行し、利用者の声を踏まえて秋以降の本格実施につなげる。
 使うのは町のスクールバスで、朝夕の児童の送迎時間の合間を利用して、毎週火、金曜日と毎月一、十五日に一日一便運行する。利用者は最寄りの停留所から乗車。大型スーパーや金融機関、ふれあい健康センターなど希望の場所で降りて用事を済ませると、バスが再び利用者を乗せて元の停留所へ送り届ける。
 対象は原則として六十五歳以上の人か運転免許返納者だが、何らかの理由で交通手段に困っている人も利用可能。現時点で三十九人が利用者登録を行い、乗車証を受け取った。初日は女性二人が利用。なでしこタウンに住む八十代の女性は大型スーパー前で乗り降りし、「今まで店には自転車で通っていた。体が弱ってきたので、送迎してもらえるのは大変ありがたい」と喜んだ。
 町は利用状況を基に、運行ルートや運行時間などを改善する。村田真寿美福祉課長は「生活の一部としてバスを利用し、一人でも多くの人に喜んでもらえるようにしたい」と話した。(平井剛)

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