【F1】今季3戦でレース形式のスプリント予選導入が決定 FIA会長「レース週末のスペクタクル性が高まることは喜ばしい」
2021年4月27日 11時04分
国際自動車連盟(FIA)は26日、今季のF1世界選手権の3戦でレース形式のスプリント予選を導入することが決まったと発表した。
F1全10チームの同意を得た。FIAのモータースポーツ系最高決議機関でもある世界モータースポーツ評議会で正式承認される見通しだ。予選方式が大掛かりに変更されるのは、現行のノックアウト方式が採用された2006年以来となる。
ジャン・トッドFIA会長は「F1がファンと分かち合うための新たな方法を模索し、スプリント予選の概念を通じてレース週末のスペクタクル性が高まることは喜ばしい」とコメントした。欧州の2グランプリ、欧州以外の1グランプリで実施される予定で、イギリスGP、イタリアGP、ブラジルGPが候補に挙がっている。
FIAによると、従来の予選が行われる土曜午後に100キロ程度のレースを行い、決勝レースのスターティングリッドを決める。レース中のタイヤ交換の義務はない。スプリント予選でも選手権ポイントが与えられ、1位は3点、2位は2点、3位は1点を得る。予選レースのグリッドを決める通常予選は初日の金曜午後に実施される。
◇スプリント予選導入グランプリの大会スケジュール
【金曜】
▽午前・フリー走行1回目(60分)
▽午後・予選
【土曜】
▽午前・フリー走行2回目(60分)
▽午後・スプリント予選(約100キロ)
【日曜】
▽午後・決勝
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