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越中庄川荘を事業譲渡 富山労済「柿里」が6月新装開店

2021年4月27日 05時00分 (4月27日 09時59分更新)
柿里に事業譲渡された「越中庄川荘」(公式ホームページより)

柿里に事業譲渡された「越中庄川荘」(公式ホームページより)

 二月末に閉館した富山県砺波市の勤労者保養センター「越中庄川荘」が二十六日、所有する県労働者共済生活協同組合(富山市)から飲食店経営の「柿里」(砺波市)に事業譲渡された。譲渡額は非公表。柿里は「となみ野庄川荘」に改称して、六月にリニューアルオープンする。富山銀行(同県高岡市)が両者を仲介した。
 越中庄川荘は一九七六年に開業。客室は二十四室で百七十人を収容でき、露天風呂や宴会場、会議室を備える。景勝地の庄川峡や世界遺産の五箇山合掌造り集落にもアクセスが良く、長年親しまれてきたが、富山労済はコロナ禍に伴う宿泊客減少で事業継続を断念した。
 富山労済から「事業を継続してもらえる地元企業に委ねたい」との意向を受けて、富山銀が柿里を紹介した。柿里は九〇年設立で、県内で会席ステーキ専門店や懐石料理店、しゃぶしゃぶ店など五店舗を経営しており、宿泊施設を手掛けるのは初めて。
 柿里は庄川荘の館内のレストランを改修し、流しそうめんやアユ、五箇山の豆腐ステーキなど、地場の食材を生かした料理を提供する計画。来春をめどに隣接するテニスコートの跡地に、バーベキュー場やドッグラン、バスケットボールコートを設ける。佐藤幸博社長は「新たな分野への挑戦。若い人にも来てもらえる新しいスタイルの施設にしたい」と意気込んだ。 (高本容平)

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