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高山忠洋 残り3戦でのシード死守へ決意の道具変更、手応え「今の逆境を後で笑いたい」【中日クラウンズ】

2021年4月26日 19時24分

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優勝争いをして「限界突破したい」と語る高山忠洋

優勝争いをして「限界突破したい」と語る高山忠洋

 男子ゴルフツアーの第61回中日クラウンズ(中日新聞社など主催)が、29日に愛知県東郷町の名古屋GC和合Cで開幕する。目の病気から復帰した高山忠洋(43)=スターツ=は26日、練習で1ラウンドを回った。今大会を含めた残り3試合で500万円余りを稼がなければ、16シーズン連続で守ってきたシード権を失う。表情は明るいが、心はとてつもなく大きな重圧と戦っている。
 今できることしか考えない。高山は今年初戦の東建ホームメイト杯で27位となり賞金69万円余りを手にしたが、前週の関西オープンは予選落ち。コロナ禍などで賞金は減額傾向にあり、今大会も賞金総額は当初の1億2000万円から1億円に変更された。しかし、公傷を適用する「特別保障制度」に変更はない。重圧はいかばかりか。
 「あといくらと考えたら、そこしか頭がいかない。結果は結果なので、今は目の前の試合にベストを尽くすしかない。ただ一打の重みを知っているからこそ慎重になりすぎる面もある。余裕があるとダイナミックにやってうまくいくこともあるから、ゴルフって難しいよ」
 関西オープンではイメージと異なるアイアンの球筋に手を焼き、バーディーチャンスに寄せられなかった。例年ならシーズン序盤は試行錯誤を続けながらその原因を探るが、今年はそうも言っていられない。今大会では、今季から投入した新しいアイアンを使わない決断を下した。
 この日の練習ラウンドでは2015年から使ってきたアイアンでピンに絡みつくショットを次々と放ち、道具の変更に手応えを得た。「今の逆境を後になって振り返ったときに笑っていたい。あの時にああしとけばよかったと、いう後悔だけはしたくない」
 今はプロとして、競技者として優勝争いをすることしか望んでいない。「興奮する場面に立ち会って、早く限界を突破したい。その時、自分がどんな気持ちになってどんなショットを打てるのか」。飽くなき向上心が今の高山を支えている。

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