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【天皇賞・春】横山武史「レースに乗る時はみんなライバル」史上初のG1レース親子3人出走に平常心で挑む

2021年4月26日 18時38分

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左から、父・横山典弘、息子の和生、武史

左から、父・横山典弘、息子の和生、武史

 天皇賞・春(G1・5月2日・阪神・芝3200メートル)で史上初の“親子競演”が実現する。横山典弘騎手(53)に息子の和生騎手(28)、武史騎手(22)の3人が出走すれば、JRA史上初となるG1レースの親子3人出走。今年の皐月賞を制し、人気の一角となるウインマリリンで挑む武史騎手は平常心で挑むことを明かした。
 JRA史上初の親子対決を前にしても、武史は冷静だった。父、兄と重賞で対戦したことはあっても、G1の大舞台は初めて。それでも「あまり意識はしていません。一つ一つ大切に騎乗するだけです。レースに乗る時はみんなライバルですし、自分の馬の能力をいかに発揮するか考えるだけです」と説明した。
 天皇賞・春でコンビを組むのはウインマリリン。自身にとって昨年のフローラSで初の重賞制覇を成し遂げるなど、デビュー時から手綱を取っている気心の知れた存在だ。3歳春にはオークス2着の実績を残し、前走の日経賞で重賞2勝目をマーク。メンバーはさらに強化されるが、堂々と胸を張っての参戦となる。
 「この中間、大きな変化はないですが、テンションがカリカリすることもないですし、普段からあまり変動がないタイプですから。前走はしっかり勝ってくれました。常に走る気を感じますし、勝負根性がいい馬ですよね」
 今年の皐月賞ではエフフォーリアで圧勝。初のG1制覇を飾るとともに、これが今年の重賞4勝目と急成長と遂げている。「父、母はもちろんのこと、兄にも『おめでとう』の言葉をもらいました。自分の思った通りの競馬ができましたし、馬も期待にこたえてくれましたね」。こう振り返った22歳は次の大舞台へ気持ちを切り替えている。
 おそらく人気は父と兄より上になるだろう。本気で父と兄の目の前でG12勝目をとりにいく。
 ◆親子3人の重賞出場は過去5回 JRAのG1に親子3人の騎手が出走すれば史上初となるが、重賞は横山親子で実現している。昨年のエルムSがJRA史上初の親子3人出走で、その後、札幌記念、アルテミスS、アルゼンチン共和国杯、今年のニュージーランドトロフィーと計5回、横山典、横山和、横山武の3人が出走している。

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