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ニセ電話「ダマされたふり」に報奨金 名古屋で取り組み

2021年4月26日 16時00分 (4月26日 16時00分更新)
「ダマされたふり作戦」の取り組みを知らせるチラシ=名古屋・南署で

「ダマされたふり作戦」の取り組みを知らせるチラシ=名古屋・南署で

 ニセ電話詐欺の被害撲滅を目指し、愛知県警南署と名古屋市の南区防犯協会は五月から、だまされたように装って詐欺グループをおびき出す「ダマされたふり作戦」に協力して摘発につながったケースで、協力者に一件一万円の報奨金を贈る取り組みを始める。県内初の取り組みで、全国的にも珍しいという。
 ダマされたふり作戦は、詐欺グループから不審な電話を受けた際、だまされたように装って応対しつつ警察に通報してもらい、現金やキャッシュカードなどを受け取りにきた容疑者を摘発する捜査手法。署管内でも年間数件前後の成功事例がある。
 報奨金は南区民が対象。作戦に協力し、実際に容疑者の摘発に至った場合に支払われる。支払いは防犯協会長名。併せて署長感謝状も贈呈する。来年三月までで、十件分の予算を用意する。
 署の蒔田健吉生活安全課長は「容疑者逮捕の手掛かりにすることはもちろん、詐欺グループへのけん制や区民の防犯意識向上につながれば」と話している。

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