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【石川】21美・月岡芳年展開幕 最後の浮世絵師 画業をたずねて

2021年4月24日 05時00分 (4月26日 10時30分更新)

月岡芳年の独自の世界観と鮮やかな色使いの作品を丹念に見て回る美術ファンら=24日午前、金沢市の金沢21世紀美術館で(西浦幸秀撮影)

 幕末から明治を生きた奇才浮世絵師、月岡芳年(つきおかよしとし)の魅力を紹介する「最後の浮世絵師 月岡芳年展」(北陸中日新聞、石川テレビ放送主催)が二十四日、金沢市の金沢21世紀美術館で始まった。五月二十三日まで。会期中無休。
 「奇想も可憐(かれん)も妖艶も血みどろも」と銘打って、メ〜テレ(名古屋テレビ放送)所蔵の約百五十点で画業をたどる展覧会。緊迫した場面を二枚継ぎの縦長画面に描いて有名な「奥州安達(おうしゅうあだち)がはらひとつ家(や)の図」も出品されている。
 愛知県新城市から訪れた会社員浜道優さん(57)は「名前は知っていたが見るのは初めて。想像以上にすてきでした」。浮世絵好きという妻の幸子さん(57)は、「東京自慢十二ヶ月」の名前を挙げ「季節と花と美人の取り合わせが色鮮やかでよかった」と話した。
 会場には森永真子さん(手づくり作家morimori)制作の消しゴムはんこが用意され、美人画が出来上がるスタンプラリーを楽しむ人の姿もあった。二十五日午後二時からはシアター21(同館地下)で記念講演会が行われる。
 観覧時間は午前十時から午後六時。料金は一般千円、高校大学生七百円、小中学生五百円。問い合わせは北陸中日新聞事業部=電076(233)4642、ツイッター@hokuchu_jigyo=へ。

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