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子どもの自殺原因、いじめは「3%」? 尾木直樹さん「信じられないでしょ。これだけ話題になって」

2021年4月24日 11時09分

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尾木直樹さん

尾木直樹さん

 教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さん(74)が24日、朝日放送テレビのニュース情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」にリモートで出演。文部科学省が調査した2019年度の児童生徒の自殺原因のデータで「いじめの問題」が全体の3%しかなかったことに疑問を呈した。
 文科省の調査でいじめの問題は「10」。原因不明が最も多く全体の約6割に近い「188」だった。そのほか家庭不和、進路問題、父母などの叱責(しっせき)がいずれも30を超えており、いじめ問題よりも多かった。
 尾木さんは「これは信じられないでしょ。いじめ問題で亡くなった子がたったの10人はありえない。これだけ話題になって」と嘆いた。
 項目に原因不明とある点について詳しい調査をしなかったどうか質問されると「結局分からなかったんですよ。アンケートで全部吸い上がってくるんですけども。原因不明とあれば、学校は原因不明につけたがるでしょ? 教育委員会だって」とした。
 その一方で警視庁の2019年の調査では19歳以下の自殺者数の原因の1位を「学校問題」とし、家庭問題や健康問題よりも202人と発表されている。「一番多いのは学校問題とちゃんと言っている。省庁の中でもずれがでかい」と調査方式の違いにもよる数字の食い違いを端的に指摘した。
 政府ではこども庁の創設が議論されているが、「子どもの心の解放と命の救済が何よりも最優先」と早期設置を求めた。

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