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「松山はよく練習するから…ぼくとは真逆」53歳Vに向け『舌好調』な谷口徹「練習しすぎたら、けがする」

2021年4月23日 19時45分

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53歳での優勝に向けて視界良好(?)の谷口

53歳での優勝に向けて視界良好(?)の谷口

◇23日 国内男子ゴルフ 関西オープン第2日(神戸市、有馬ロイヤルGC)
 53歳の大ベテランでツアー通算20勝、3年前にはメジャータイトルを史上最年長の50歳で獲得した谷口徹が66で回り、通算10アンダーとして首位に立った。大学生プロの石坂友宏(21)=日本ウェルネススポーツ大4年=も10アンダーで前日からのトップを守った。19歳のアマチュア、宇喜多飛翔(うきた・つばさ)=大院大2年=は通算7アンダーに伸ばしたものの10位に下がった。
   ◇   ◇
 19歳の学生アマ、宇喜多が話題になった初日から一転、2日目の主役は53歳の谷口だ。6バーディー、1ボギーと5つ伸ばし、1打差3位から首位へ浮上。「今週は狙ったラインにまっすぐ飛んでいく。いい感じに飛んでます」と笑いが止まらない。
 2018年の日本プロ選手権を国内メジャー史上最年長の50歳で制し、熟年世代のおじさんたちの星になった。既にシニア入りしていたが、レギュラーツアーの5年間シードがついてきた。「まだ5年、頑張らんといかんのか」という苦笑い交じりのひと言は、今なお語り草になっている。
 アップダウンのきついコースは体にさぞこたえるだろうと思いきや、「前日の山登りで鍛えられたんで、全然楽でしたよ」と体調万全をアピール。予選の2日間はショットの切れる30歳の秋吉翔太(ホームテック)と回り、ドライバーの飛距離で上回ることを目標にしていた。前日は一度だけ達成。この日は全敗だったが「スコアは自分の方がいいんで。そこまでしたらかわいそうだし」と負け惜しみも超一流だ。
 松山英樹のマスターズ優勝について「彼はよく練習するから。ぼくとは真逆。練習しすぎたら、けがする」と別路線を強調。コメントのひと言ひと言に味があり、報道陣からも大人気。コロナ禍でプレー後に取材できる選手の数は限られているが、「谷口さん、毎日囲めるよう頑張ってください」とリクエストも出ている。
 尾崎将司が持つ55歳7カ月のツアーの最年長優勝記録にも届きそうな勢い。最大の敵は、若い選手たちではなく暑さ。会場近辺の24日の予想最高気温は21度。この日よりやや下がるのは追い風だ。

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