本文へ移動

【富山】コロナ禍にも 笑顔の花が 2年ぶり チューリップフェア開幕

2021年4月23日 05時00分 (4月23日 10時16分更新)

色とりどりのチューリップが園内を彩り、大勢の人でにぎわう「となみチューリップフェア」=22日、富山県砺波市の砺波チューリップ公園で(中嶋大撮影)


 国内最大級のチューリップイベント、となみチューリップフェア(北陸中日新聞後援)が二十二日、富山県砺波市の砺波チューリップ公園を主会場に開幕し、第七十回記念で航空自衛隊のブルーインパルスが曲芸飛行した。コロナ禍で昨年は中止しており二年ぶり。感染防止を講じながら成功を目指す。五月五日まで。
 新チューリップタワーの完成式もあり、新旧タワーが並び立った。新タワーは高さ二十六メートルで旧タワーより約四メートル高く、赤白黄のチューリップを模したオブジェが付いた。大花壇は「70」の文字を中心に七重の輪が広がるデザインを十四品種、二十一万本のチューリップで表現。立山黒部アルペンルートの雪の大谷をイメージした「花の大谷」は、白いチューリップを中心に五万本で飾った高さ四メートル、長さ三十メートルの壁が両側に迫る。会場の五割が開花し、大型連休前には満開になる見込み。
 砺波市の夏野修市長は開会式で「コロナ禍で感染防止と地域振興を両立させるのは大きな意味がある」と強調。入場時に住所、氏名、連絡先を記し、指定場所で飲食してもらう。昼の外出自粛要請が出なければ、開催を続ける。この日は一昨年の初日より四千人多い一万三千人が入場。県内初のブルーインパルス飛行時には、両手を広げれば当たる距離に人が集まった。花壇に腰掛けて小腹を満たす観光客も目に付いた。担当者は「土日曜の混み具合もみて対応を検討したい」と話した。
 大阪府富田林市からやって来た男性(66)は「大阪ナンバーで嫌がられるかと思ったが、自分が感染する心配はなかった。ブルーインパルスも人の少ないところで見た」、同府枚方市の女性(68)は「土産を買って富山にお金を落としたい」と話した。夕方に子どもと来た富山県南砺市の女性看護師(34)は「仕事柄、自分も子どもも感染しないよう、土日曜や混む時間帯を避けた」と自己防衛策を語った。

関連キーワード

PR情報