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渋沢の信念、ひ孫が奏でる 大河テーマ曲指揮・尾高さん

2021年4月22日 16時00分 (4月22日 16時00分更新)
NHK大河ドラマ「青天を衝け」のテーマ曲を指揮する尾高忠明さん=東京都港区で

NHK大河ドラマ「青天を衝け」のテーマ曲を指揮する尾高忠明さん=東京都港区で

  • NHK大河ドラマ「青天を衝け」のテーマ曲を指揮する尾高忠明さん=東京都港区で
  • 渋沢栄一=国立国会図書館所蔵
 実業家渋沢栄一(一八四〇〜一九三一年)の生涯を描くNHKの大河ドラマ「青天を衝(つ)け」。NHK交響楽団(N響)によるテーマ音楽を指揮する尾高(おたか)忠明さん(73)は、実は渋沢のひ孫だ。今まであまり意識しなかったが、時を超えた「共演」を機に改めて一族の足跡をたどると、信念を貫く渋沢の子孫らしい生きざまが次々と明らかに。尾高さんは「ひいおじいちゃんに親しみを持てるようになった」と話す。
 佐藤直紀さん作曲のオープニング曲は鳥が戯れるような木管楽器のフレーズで始まり、雄大さを感じさせる弦楽合奏が重なり合い、緩急に富む。ラベルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」中の名曲「夜明け」をほうふつさせ、幕末から昭和まで激動の時代を駆け抜けた渋沢の人生や近代日本の黎明(れいめい)もイメージさせる。
 尾高さんは「渋沢さんの地元・埼玉の情景が浮かぶ自然描写と彼のパッション、ロマンチシズムが音に出ていてドラマにぴったり」と絶賛する。
 渋沢の存在を初めて知ったのは、小学生の頃。教科書で「日本で最初に銀行をつくった人」と学んだ。帰宅し、何げなく母に「渋沢栄一っていうのは偉い人だね」と話すと、「そうよ、あなたのひ...

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