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アウトドア、食、防災 充実 大野道の駅「荒島の郷」あす開業

2021年4月21日 05時00分 (4月21日 09時41分更新)

限定販売のTシャツ(手前)などを取りそろえたモンベルの店舗=大野市の道の駅「越前おおの荒島の郷」で(山田陽撮影)


 大野市蕨生で建設が進められていた道の駅「越前おおの荒島の郷(さと)」が完成し二十日、報道陣向けに内覧会があった。駐車場などを含めた敷地面積は四万九千百三十七平方メートルと県内最大で、大手アウトドアメーカー「モンベル」が県内初出店するほか、市内をはじめ県内の特産品などの物販も充実している。オープンは二十二日。

建設が進む大野東インターチェンジ(左上)近くに完成した道の駅「越前おおの荒島の郷」=大野市で(ドローンから、山田陽撮影)

 二〇二二年に県内全線開通予定の中部縦貫自動車道大野東インターチェンジ近くにあり、駐車場は小型車百六十九台、大型車三十三台のほか、障害者ら用四台、自動二輪十台分を確保。キャンピングカー専用のRVパークもある。県内の道の駅では初のヘリポートも備えている。国や県の補助を含め総事業費は三十五億円。
 建物はいずれも鉄骨平屋で、東側からモンベルが出店する「地方創生施設」、道路情報や観光情報、トイレがある「道路管理施設」、地元産を中心に農産物や加工品の販売と飲食スペースのある「地域振興施設」となっている。

クライミング体験ができる施設=大野市の道の駅「越前おおの荒島の郷」で(山田陽撮影)

 地方創設施設では、モンベルが衣料品やキャンプ用品、スポーツ自転車など一万点の商品を取りそろえ、現地限定販売のTシャツを用意。カフェも併設し、日本百名山の荒島岳などを一望しながら軽食などを楽しむことができる。屋外に設置された高さ八メートルのクライミング設備や池でのカヌー体験もモンベルのスタッフが指導する。営業時間は午前十時〜午後七時。
 地域振興施設は、県産材をふんだんに使いぬくもりが感じられる空間を演出。「荒島マルシェ」では、地元の農産物や加工品、近隣市町の特産品など四千五百品目を販売。フードコートと隣接の広場には七事業者が出店し、大野産米粉のバウムクーヘンやそば、とんちゃん(ホルモン焼き)などを提供する。市内の川に生息する魚の展示コーナーや多目的で使える文化伝承室、総合・観光案内所もある。営業時間は午前九時〜午後六時。
 災害発生時の一時避難所としての機能も担い、停電時に電気を七十二時間供給できる自家発電施設や飲料水、非常食などを備蓄した防災倉庫も完備している。
 二十二日は式典終了後の午前十時半から営業を開始する。 (山内道朗)

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