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川上ダム、本体部分の打設完了 伊賀南部で建設中

2021年4月21日 05時01分 (4月21日 12時14分更新)
打設完了を祝うバケットから、最後の穴にコンクリートが流し込まれた=伊賀市で

打設完了を祝うバケットから、最後の穴にコンクリートが流し込まれた=伊賀市で

 伊賀市南部で建設中の川上ダムで二十日、ダムの堤体を形作るコンクリート打設が完了し、本体部分の工事をほぼ終えた。年内には水をためて強度を確かめる試験に入る。二〇二三年三月の完成を目指す。
 堤体は高さ八十四メートル、最上部の長さ三百三十四メートル、厚さは最大六十四メートル。一九年九月から一年七カ月をかけ、四十五万立方メートルのコンクリートを積み上げた。
 節目となるこの日は、工事関係者ら約六十人が集まった。タワークレーンを使い、巨大なバケツ(バケット)に入ったコンクリート四・五立方メートルを堤体に開いた最後の穴に流し込んだ。専用の機械で締め固め、万歳三唱をして祝った。
 今後は管理棟の設備やダム操作を制御するシステムの構築に取り組む。同ダム建設所の津久井正明所長は「地元住民や関係自治体のおかげで打設を無事完了することができた。管理に必要な整備を進め、安全で確実な試験を迎えたい」とあいさつした。
 ダムは独立行政法人「水資源機構」が市の新規利水や流域の洪水調節を目的に建設。総貯水容量は三千百万立方メートルで、総工費は千百八十億円。
 (河野晴気)

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