本文へ移動

【J1名古屋】森下龍矢、移籍後初出場した古巣・鳥栖戦“希望の40分間” 得点演出し「この方向性で1年間やっていく」

2021年4月20日 19時05分

このエントリーをはてなブックマークに追加
18日、名古屋―鳥栖 後半、ボールを追う名古屋・森下

18日、名古屋―鳥栖 後半、ボールを追う名古屋・森下

 名古屋グランパスは20日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。DF森下龍矢(24)は、18日の鳥栖戦(豊田ス)に途中出場し、約40分間プレー。出場機会に恵まれなかった期間の取り組みに自信を得て、移籍後初出場をきっかけとしたさらなる成長を誓った。前節で今季初黒星を喫した名古屋は22日のJ1第11節で、G大阪と豊田スタジアムで対戦する。
 森下は鳥栖戦で0―2の後半9分、右サイドバックの宮原に代わって出場。「野に放たれた獣」と自ら語った通り、右サイドをたびたび突破してチャンスをつくり、後半40分には稲垣の得点を演出するクロスも上げた。チャンスを待って培った努力が、収穫の時を迎えた手応えを得ている。
 「人間として、この出られない期間に成長したのが一番大きい。たった40分かもしれないけど、この試合の持つ意味は大きい。希望に満ちた40分間だった」
 プロ1年目の昨季、森下は鳥栖で33試合に出場するなど主力として活躍。今季から加入した名古屋では、開幕から1カ月以上出場機会に恵まれなかった。森下の胸中にあったのは、自身の取り組みに対する迷い。「何のためにサッカーをやっているのか」。自問自答した末に出た答えは「自分を応援してくれている、大事な人たちのため」。練習から前向きに、ひた向きに取り組む姿勢が重要と再認識。訪れたチャンスで、出色のプレーを披露した。
 フィッカデンティ監督の下で学んだのは、プレーを使い分ける賢さ。森下はコンピューターに例えて「アプリケーションはたくさん入っているんだけど、どの時にどれを使えばいいかわからない状態」と以前の自身を説明。鳥栖戦でも「高い位置を取るべきだ」と判断し、自らのスピードと突破力をフル活用した。
 ようやく手にした約40分間の出場。決して多くはないその時間で、確固たる自信を得た。「この方向性で1年間やっていけば絶対に(フル)代表もあるし、もしかしたら五輪もあるかもしれない。今後ベンチを温めることになっても、やるべきことは明確になっている」。一回り大きくなった元気印が前へ、前へと進んでいく。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ