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新田富山県知事 5人以上で会食 県警報の2日後「軽率だった」

2021年4月20日 05時00分 (4月20日 09時50分更新)
県独自の感染拡大警報「富山アラート」を発出後の16日夜に富山市内で5人以上で会食していたことを認めた新田八朗知事=県庁で

県独自の感染拡大警報「富山アラート」を発出後の16日夜に富山市内で5人以上で会食していたことを認めた新田八朗知事=県庁で

 富山県の新田八朗知事が十九日、県独自の感染拡大警報「富山アラート」発出の二日後に、富山市内で酒を伴う会食を最多六人でしていたことを明かした。定例会見で、記者の質問に対して事実を認め、「公人として軽率だった」と反省の言葉を述べた。
 新田知事によると十六日午後八時から約一時間、市内のイタリアンレストランで会食した。森雅志富山市長、実姉の高橋はるみ参院議員、民間経営者と、この経営者の女性運転手が同席していた。女性運転手は食事のみで、会話には交ざっていない。新田知事は十五分ほど遅れて店に到着し、会食の終盤には中川忠昭県議も参加した。
 高橋議員が東京から訪れることから会食を計画。高橋議員は、この日までにPCR検査を受けて陰性だったという。店は感染防止対策が施され、三つの机を挟んで座り、それぞれ対面する間にはアクリル板で仕切っていた。新田知事らは、県が会食時の感染防止の注意点として掲げている「マスク着用」など四項目を実践していたという。
 新田知事は反省の弁を述べた上で、アラートについて「県民に会食をやめてというわけではない」と説明した。今後、新型コロナウイルスの感染拡大により予防策を段階的に引き上げる際、県民への自粛要請の効果に影響が出る懸念には「私のこれからの訴えの仕方」と話した。
 県内では四月に入って感染が拡大した状況を受け、十四日に「富山アラート」を発出。県民に感染予防の徹底を呼び掛けていた。
 政府は、感染拡大防止の特設サイトで「感染リスクが高まる五つの場面」の一つとして、五人以上の会食を例示している。

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