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看護実習不足、どう乗り越える? 新人育成で医療機関模索

2021年4月20日 05時00分 (4月20日 05時00分更新)
オンラインで実施される新人研修の様子=愛知県長久手市の愛知医科大病院で

オンラインで実施される新人研修の様子=愛知県長久手市の愛知医科大病院で

 四月を迎え、新人看護師が全国各地の医療機関で働き始めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、実際に患者と触れあう病院実習が厳しく制限されるなどした昨年度。現場に出る緊張感は例年以上に強いようだ。感染対策を徹底しながら、彼らの不安を解消し、一人前に育てるにはどうすればいいか。コロナ禍で看護師の重要性が再認識される中、医療機関側も模索が続く。(植木創太)

■「一から学ぶ」

 「実習ができない分、学校で技術を身につけようと頑張ったけれど、ちゃんとできるかどうか」。四月から愛知医科大病院(愛知県長久手市)で働く看護師、天池美公(みく)さん(22)はビデオ会議アプリ「Zoom」を使った研修初日を終え、現場に出る不安を口にした。
 同大の看護学部で学んだが、二月の国家試験までの一年間は、授業のほとんどがオンラインに切り替わった。実習も患者と同じ部屋にいられるのは一回十五分以内で「先輩に一から学ぶ覚悟」と決意する。
 看護師になるには、大学や看護学校などの教育機関で三年以上学ばなければならない。その中には医療機関で行う一千時間以上の実習も含まれ、最終的に国家試験に合格する必要がある。ただ、昨年度は多くの医...

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