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飲食宅配事業 参加割安に 福井の開花亭サイト準備 

2021年4月19日 05時03分 (4月19日 09時54分更新)
「多くの飲食店に参加してほしい」と呼び掛ける開発社長=福井市の開花亭で

「多くの飲食店に参加してほしい」と呼び掛ける開発社長=福井市の開花亭で

 品質、料理の見せ方工夫

 新型コロナウイルス禍で奮闘する飲食店のデリバリー事業を応援しようと、福井市の料亭「開花亭」が、独自のデリバリーシステム「スマートレストラン福井」を立ち上げた。大手事業者の仕組みに比べて割安で参加でき、商品の品質を損ねないよう配送の仕方にもこだわる。開発毅(かいほつたけし)社長は「コロナ禍の苦境に立ち向かうため、多くの飲食店に参加してほしい」と呼び掛ける。開始は六月一日。(波多野智月)
 開発社長によると、新型コロナウイルスの感染拡大により外食が制限される中、デリバリー事業に参入しようと考える飲食店が増えている。一方で、既存サービスの利用手数料が高額だったり、配達に回す人手が足りなかったりといった課題もあり、参入にハードルがあった。
 「スマートレストラン福井」は、利用者が専用サイトを通じて参加飲食店に注文を申し込むと、開花亭が専属契約した配送会社のスタッフが飲食店から商品を受け取り、利用者の元へ届ける仕組み。決済は全てオンラインとなる。国の補助金を活用しており、各店は大手の仕組みと比べ、安い手数料で参加することができる。
 商品の品質や店のブランドイメージを損なわないよう、配達は全て自動車を使用。専用サイトにそれぞれの店のこだわりや料理の写真を掲載する。福井市内の顧客と飲食店の利用を想定し、近隣市町にも対象を拡大する予定。開花亭が持つ設備を使い、調理や冷凍保存できる仕組みを整え、県外への配達も視野に入れる。
 開発社長は「サービスを通して店の魅力に気付いてもらい、将来的に店内での実食につなげられれば」と展望を話している。
 サービス開始に向け、今月三十日まで参加店を募る。希望店は、件名に「参加希望」「興味あり」と記入し、info@kaikatei.biz宛てに店名、住所、電話番号、料理ジャンル、主要商品の価格帯をメールする。電話での受け付けはしていない。

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