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【西武園競輪・G3開設記念】元ハンマー投げ野口裕史が逃げ切りV 完全でG3初優勝

2021年4月18日 20時35分

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野口裕史

野口裕史

 2年ぶりの開催となった西武園競輪のG3「開設71周年記念 ゴールド・ウイング賞」は最終日の18日、12Rで決勝戦が行われ、元ハンマー投げ日本王者の野口裕史(37)=千葉=が打鐘前から逃げ切り、G3初優勝を完全Vで飾った。野口の番手で続いた岡村潤が2着、中団から直線鋭く伸びた守沢太志が3着に入った。
     ◇
 初日から最後まで、みなぎるパワーは衰えなかった。「4日間、全部バックを取る事だけを意識して臨みました。いまだに信じられない」。2017年7月のデビューから今年で5年目。競輪界に飛び込んでまだ日は浅いが、高校、大学、実業団とハンマー投げ選手として活躍し、15年には日本選手権を制している。鍛え抜いたそのパワーを生かし、自らのスタイルを崩すことなく徹底先行で念願のタイトルをもぎ取った。
 スタート時のアクシデントも味方に付けた。号砲直後に園田匠のクリップバンドが外れ、仕切り直しになった際、前を取ったのが同じく積極性ある町田太だった。「あの時、前を取りに行くそぶりを見せたので、ある程度、展開も想像できた」と、警戒する相手の手の内を読んでレースを有利に運ぶこともできた。
 次走は初めて挑むG1京王閣・日本選手権。「今回の走りで自信が持てたので、最低限バックを取るレースを続けたい」。フィールドからバンクに活躍の舞台を移した競輪界のビーストが、大舞台でも自らのスタイルをとことん貫く。

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