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片頭痛 生理痛 腰痛… 見えない不調に優しい職場づくり

2021年4月19日 05時00分 (4月19日 05時00分更新)
健康に配慮した職場について考えるカードゲームの様子(いずれも日本イーライリリー提供)

健康に配慮した職場について考えるカードゲームの様子(いずれも日本イーライリリー提供)

  • 健康に配慮した職場について考えるカードゲームの様子(いずれも日本イーライリリー提供)
 片頭痛や生理痛、腰痛など長く寝込むほどではないものの、何らかの体調不良を抱えながら働く人は少なくないだろう。周囲からは痛みや不調が見えにくく、「横になりたい」「休みたい」などとはなかなか言い出せない。そうした人に優しい職場をつくり、万全な体調で力を発揮してもらおうと、当事者や企業、医療従事者らが動き始めている。(熊崎未奈)
 神戸市の製薬会社「日本イーライリリー」に勤める間宮真矢さん(39)は中学生の頃から、片頭痛に悩む。発作が月二、三回あり、二〜三時間ほど頭痛と吐き気に襲われる。吐き気で鎮痛薬も飲めないことが多い。
 「頭痛くらいで休むと、さぼっていると思われる」と考え、長い間、周囲には言いづらかった。発作が起きると自分の席でじっとしたり、仕事をするふりをしたりして我慢していた。
 二〇一九年、打ち合わせで片頭痛の治療薬が話題になった時だ。話が広がり、間宮さんと似た症状に苦しんでいる社員がいること、痛みが出ている同僚にどう声を掛けたらいいか悩む社員がいることを知った。
 片頭痛のある人が働きやすいよう、間宮さんら有志は同年十月、「ヘンズツウ部」をつくり、症状を紹介するポスターを制作。発作時...

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