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8年ぶり!4歳馬が勝った ダート界の新星・テーオーケインズ 松若「すごくいい馬」【アンタレスS】

2021年4月18日 19時13分

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重賞初勝利のテーオーケインズ

重賞初勝利のテーオーケインズ

◇18日 アンタレスS (G3・阪神・ダート1800メートル)
 「第26回アンタレスS」(G3・ダート1800メートル)は18日、阪神競馬場で行われ、外めの好位を追走した1番人気のテーオーケインズが、直線で余裕たっぷりに抜け出し、重賞初制覇した。松若風馬騎手(25)=栗東・音無=は同レース初勝利、高柳大輔調教師(43)=栗東=は重賞初制覇。
 4角は持ったまま。直線に向いて松若の手が動くと、テーオーケインズは後続を突き放す一方だった。セーフティーリードをつくってからヒストリーメイカーらが脚を伸ばしてきたが時すでに遅し。1馬身4分の3の着差以上に、危なげなく押しきった。横綱相撲の内容は、とてもこれが重賞初制覇の馬には見えない。
 テン乗りだった松若も胸を張る。「調教でコンタクトを取らせてもらってすごくいい馬だと思いました。これはしっかり結果を出さないと、と。4角は少し早いかと思いましたが、力のある馬なので能力を信じて乗せていただきました。今後ももっとよくなっていってくれる馬。期待できると思います」。強気の組み立てでスケールの大きさを示した。
 高柳大師は、これが重賞初制覇。3月には2つ年上の兄・高柳瑞師がフラワーCをホウオウイクセルで初重賞を飾っていた。くしくも冠号「ホウオウ」の小笹芳央オーナーと、「テーオー」の小笹公也オーナーも兄弟。「兄の重賞制覇を受けて、オーナーとも『一緒に頑張ろう』って話していたんです。実感はまだ湧いてきませんが、うれしいですね」と、目尻を下げた。
 4歳馬がこの競走を勝ったのは2013年のホッコータルマエ以来8年ぶり。さかのぼれば11年ゴルトブリッツや03年ゴールドアリュールなど、ダートG1で頂点を極めたつわものたちの名が並ぶ。高柳大師は今春の目標を問われ「帝王賞には行きたいですね。賞金的にどうなのか分からないけれども。この内容ならぜひ出したい」と、一線級への挑戦に意欲を見せた。
 6月30日の決戦までに、どこかで賞金上積みを図れるかどうかは状態との相談になりそう。ただ、ダート界に仁川から新星が現れたのは確かだ。

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