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【石川】県内 最多35人感染 病床使用59%、ステージ4 

2021年4月17日 05時00分 (4月17日 10時15分更新)

 知事「経験したことない事態」 


 石川県は十六日、新たに男女三十五人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日あたりの感染者数では過去最多。これまでは二月七、十四日の三十人が最多だった。病床使用数も過去最多の百五十四床となった。病床使用率は59・7%に上り、最も深刻な「ステージ4」の基準50%を超えた。谷本正憲知事は十六日の会見で「これまで経験したことのない初めての事態」との見解を示した。
 県は、この一週間で百三十四人が感染し、二週前の一週間と比べて百四人増加したとの数字を示した。昨春から今冬までに三回あった感染拡大の波と比べて最大の増加数となり「第四波」の急速な広がりが表れている。
 急拡大の背景には、四件のクラスター(感染者集団)発生や、変異株の広がりがある。四月一〜十五日に発表された感染者のスクリーニング検査では変異株の割合は48・7%に上っている。
 谷本知事は「市中感染の状況に入ったのではないか。(病床)使用率が59%で、病床は百床ほど空いているが、今日のようなペースだと、四、五日で満床になりかねない」と危機感をあらわにした。まん延防止等重点措置の実施区域とは不要不急の往来を自粛し、不要不急の外出も、できるだけ控えるよう県民に呼び掛けた。
 病床逼迫(ひっぱく)を防ぐため、無症状の感染者はホテルの宿泊療養施設(三百四十床)に直接入所させることや、最大確保病床を一時的に増やすことを検討している。十六日現在の運用病床使用率は71・3%に上るが、入院調整は滞っていないとした。

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